「スキンケアしてるのに、乾燥が止まらない…」
化粧水も、クリームも、丁寧に塗っているのに肌が乾く。
それ、肌のターンオーバーが乱れているサインかもしれません。
本記事では、40代・50代の女性が直面しやすい「肌の再生力の低下」と、それを内側から整えるための鍼灸ケアについて、専門的な視点からお話ししていきます。
そもそも「ターンオーバー」とは?
肌のターンオーバーとは、
古い肌細胞が新しく生まれ変わるサイクルのことです。
若い頃はおよそ28日周期ですが、年齢とともに40日、50日と遅れていきます。
このサイクルが滞ると‥
- 古い角質が肌に残る
- ごわつきやくすみが出る
- 肌の表面に炎症が起きやすくなる
といったトラブルが重なり、「老け見え」が進行してしまうのです。
肌の奥に栄養が届いていますか?
冷えターンオーバーを支えるには、肌細胞にきちんと栄養が届いている必要があります。
ところが、血行不良や内臓の機能低下があると、肌の“奥”まで栄養が届かないのです。
特に現代女性に多いのが、
- 特に腰・脚の冷え
- 甘いもの・小麦中心の食事・冷たい飲み物
- 睡眠不足やストレス
これらはすべて、毛細血管を弱らせ、肌への栄養供給を阻害する要因です。
鍼灸ができること:細胞の再生スイッチを押す
「鍼灸と肌の再生?」と驚かれる方も多いですが、
実はとても理にかなっているのです。
- 鍼刺激は皮膚の真皮層に届き、コラーゲンの生成を促す
- 微細な傷を修復しようとする自然治癒力が、細胞再生を活性化
- 血流が改善し、ターンオーバーを後押し
つまり鍼灸は、**肌の生まれ変わりのサイクルを自然に整える“再起動ボタン”のようなもの**です。
外側ケアの“落とし穴”
化粧品だけで肌を若返らせようとするのは、実はかなり難しいのです。
- 肌表面の角質層はバリア機能があり、成分が奥まで届きにくい
- 効果が出ないと、強い化粧品やマッサージで刺激を加えてしまう
- それがさらにターンオーバーを乱す、という悪循環…
肌は「いじめて育てる」ものではありません。
“栄養が届く環境”を整えることが、最優先なのです。
温めるだけでもターンオーバーは進む
例えば、夜のスキンケア前に蒸しタオルを使うだけでも、
- 血管が拡張し、血流が促進される
- 美容液などの浸透率が上がる
- 副交感神経が優位になり、睡眠の質が上がる
などの良いことづくめ。
「肌の再生は、睡眠中に進む」ため、“寝る前の血流ケア”は黄金習慣です。
「表参道ビオ東洋医学センター」のアプローチ
当院では、お顔への鍼だけでなく、内臓の状態を整える全身調整をセットで行います。
- 胃腸の働きを活性化 → 栄養の吸収力アップ
- 自律神経の調整 → 睡眠の質と代謝を改善
- 経絡の流れを整える → 全身の気血の巡りを促進
これらはすべて、肌の再生力=ターンオーバーを正常化するための基盤になります。
まとめ|肌を若返らせたいなら、「循環」を見直して
✔ 肌が乾燥する・ごわつくのは、ターンオーバーの低下が原因
✔ 化粧品の前に「肌に栄養が届く健康づくり」が大切
✔ 鍼灸は血流と細胞再生を同時に促せる、強力なサポート
✔ 睡眠と温熱はターンオーバーの“味方”
40代からの肌再生に必要なのは、高価な化粧品ではなく、
**「めぐりのいい体」と「正しく働く肌サイクル」**なのです。
女性専門鍼灸治療院 表参道ビオ東洋医学センター
美しさは、血と氣の流れから。
お肌の声に、そっと耳を傾けてみませんか?