関節リウマチの鍼灸治療 | 表参道ビオ東洋医学センター

関節リウマチ

関節リウマチと鍼灸治療

関節リウマチは自己免疫疾患

腹部に関元というツボがあります。

関節リウマチで痛みや関節の動きが悪いなどの症状を改善するのに非常によく効くツボです。

私たちが行う鍼灸治療は長野式をベースにしています。

この長野式鍼灸治療を開発した長野先生は、超人的な感覚を持った先生でした。

リウマチのような自己免疫疾患は腸の間にある膜の癒着が原因だといってこのツボを使い、多くの関節リウマチの患者さんに光を与えました。

この処置法のおかげで、リウマチの痛みを改善することが出来、長野先生にとても感謝しています。

とはいうものの、このツボはむやみに使えるツボではなく、体質に合わせ、前処置などで準備してから使用します。

関節痛、関節拘縮を改善するにあたり、脈が比較的速く打っている方(80回/分以上)に使用しているツボです。

痛みによって脈は比較的速くなるものですが、リウマチ体質の方はもともと脈が速い傾向にあります。

脈の遅速だけでなく、古典鍼灸では、脈状といって脈の状態を分類します。

関節リウマチにはこの病特有の脈状があり、
その脈状は、病の予後を左右したりもするので治療の指針になります。




では、脈が速く打っていなかったときにはどうするのかという疑問が出てきます。

その場合には背中にあるツボを使います。

場所を探すのにちょっとしたコツの解説が必要なので、ここでは書きません。

それより、速く打っていない脈の説明をしておきます。

速くないから遅いというわけではありません。

一分間に60回から80回が通常の脈の速度としています。

関節リウマチなど痛みを生じる疾患の場合、心も体も緊張状態なので多くの場合、早い脈だと言いました。

それなのに脈が速くないというときは、脈が本当の状態を隠していることがあります。

痛みが慢性化して長く続いている場合など、自律神経の働きが乱れて起こると考えます。

本来の脈は、体全体を調整する基本処置を続けていくと出てくるので、痛みの治療はそれから行います。

脈の状態=自律神経や心の状態で、治療に使うツボが違うということを知って欲しかったので、少々説明をさせていただきました。

関節リウマチとこころの状態

関節リウマチだけのことではありませんが、慢性的に痛みが起きる病を患う人の多くには、潜在的な怒りの感情があることが心理学や精神医学の分野ではよく語られます。

これまでに数多くリウマチを治療してきましたが、まさにその通りです。

うまく怒りを表現できない、あるいは怒りを抑えてはいる。

抑えた怒りが表現のかたちを変えて、愚痴や不満ばかり言う人がいます。

こういう感情を持ったまま生活をしている人は、怪我や事故も多いのが特徴です。

文句や愚痴は自分の心をたいへん傷つけます。

こころが傷つけばその代償は身体に出るものです。

外のエネルギーをも利用して自分を傷つけます。

怪我や事故も、心の取り扱い方の作用であることが多いです。

内側からの怒りのエネルギーは、痛みなど強い苦痛を伴う疾患で心の状態を表現します。

ご存じかもしれませんが、リウマチは自分の細胞を自分で攻撃するという、自己免疫疾患に分類されています。

強い痛みを発する病について、欧米と日本では捉え方が違っています。

あくまでも関節や筋肉の病変とする日本の医療ですが、決め手となる治療がないところからも、こころの病であるとする欧米の最新医学の考え方の方が的を得ていると私は思います。

鍼灸での関節リウマチの治療は、五臓の貯蔵する感情を治療します。

東洋医学では五臓六腑に感情が宿るとしています。

五臓六腑は気の流れを整えながら不調を取り除いていきますが、気の流れが安定するに従って感情も安定し始めます。

しつこい痛みが去っていくだけでなく、感情も落ち着きを取り戻すので、性格までも変わることがあります。

治療を続け、愚痴をこぼすことがなくなって来ると、

「ああ、良くなってきているな。

」 と、心の中でつぶやきます。

感情と病

愚痴や怒りを周囲に発信しなくなると、自己免疫疾患は症状をゆるめてくれることが多いのです。

この病もまた、心の状態が身体に投影されることを物語っています。

昔の人は「怒りで、はらわたが煮え繰り返る」とか

「不満を言わずに溜めているとかハラが腐る」などと

表現しました。

「腸」はハラワタと読みます。

「ハラ」は腹。

怒りや不満の感情が、腸や腸間膜に影響を与えることが日本人の感覚にはあったのでしょう。

関節リウマチには鍼灸はとても相性が良い治療法です。


関節リウマチのような痛みの強い疾患に対して、分類法が日本と欧米では異なります。

繊維筋痛症と同様、慢性的な痛みを伴う疾患は、欧米のように心との関連性に目を向けた方が治癒に結びつくと私は考えています。

欧米でも慢性疼痛疾患には鍼灸で治療することが多くなっています。


注)こちらでお話ししている鍼灸治療は、長野式と呼ばれる鍼灸治療です。
文中に出てくる処置法(解毒処置、自律神経失調処置など)は、長野式鍼灸治療によるものです。

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